FacebookやInstagramなどを提供するMeta社が2023年7月6日に発表した新しいSNS「Threads(スレッズ)」。

リリースからわずか5日で登録者が1億人を超え、一気に注目度が高まっています。

若年層向けマーケティングプロジェクトにも、企業の広報担当者様より、Threadsの機能や企業における活用の方向性についてお問合せをいただくことが増えています。

そこで今回は、Threadsの基本情報と今後アップデートが想定される内容をご紹介しながら、企業のThreadsアカウントの活用の可能性を探っていきます。若年層をターゲットとしたマーケティング活動を検討している方はぜひご覧ください。

※本記事に記載の内容は、2023年9月6日時点の内容になります。最新のアップデート情報など詳細については、ページ下部のお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。

 

目次
1.Threadsの基本用語
2.Threadsの特徴と主な機能
3.Threadsのメリット/デメリットと他SNSとの使い分け
4.企業におけるThreads活用の可能性
5.企業のマーケティングにおけるThreads導入の可能性まとめ

 

1.Threadsの基本用語

まず、新しいSNS「Threads」の基本用語をご紹介します。

※Threadsの公式Instagramに投稿された「Threads Dictionary」によるものであり、今後国内ユーザーの間では別の用語が定着する可能性があります。

Threads(スレッズ) 今回Meta社が発表した新しいアプリケーションのこと。
Thread(スレッド) Threads内での会話を指す用語
Post(ポスト) Threads内での投稿。また、投稿をすること。X(Twitter)で言う「ツイート」
Reply(リプライ) Threadsのポストに対して返信すること。
Repost(リポスト) Threadsの投稿を自分のポストとして共有すること。自分のコメントを含まない
Quote(クオート) Threadsの投稿を自分のコメントを添えてリポストすること。

 

2.Threadsの特徴と主な機能

Threadsは、Meta社のInstagramチームが開発したアプリケーションで、画像や映像を主体としたコミュニケーションを楽しむInstagramに対して、テキストベースのコミュニケーションが特徴的です。

<Threadsの基本仕様(2023年9月6日時点)>

・Instagramのアカウントから連携することでThreadsのアカウント作成が可能
・ひとつの投稿の文字数制限は全角500文字
・1行あたりの表示文字数は全角20文字
・ひとつの投稿に10枚まで画像を投稿可能
・画像は横スクロールで閲覧可能
・タイムラインの表示はおすすめ順かフォロー中で切替可能
・タイムラインにはフォロー以外のユーザーの投稿も表示される
・名前はInstagramと同様
・プロフィール画像はInstagramとは別に設定可能
・プロフィールにはフォロワー数の表示のみ(フォロワー数の表示をタップすることでフォロー数も確認可能)
・いいね数の非表示設定が可能(Instagramの設定と連動)
・Threadsの投稿をInstagramのフィード/ストーリーズに引用投稿可能
・投稿にURLの記載&遷移が可能
・5分までの動画を投稿可能
・ブラウザ版の利用 (8月25日より実装されました)

<Threadsでできないこと(2023年9月6日時点)>

・ハッシュタグを用いた検索
・キーワードを指定した検索
・投稿済みコンテンツの編集
・投稿の固定
・タイムラインの時系列順表示
・投稿のブックマーク
・アプリ内でのアカウント切り替え
・アカウント削除
(アカウントを削除するためにはInstagramアカウントの削除が必要。「休憩」や「プロフィールの利用解除」をすることで実質的にThreadsアカウントの休止が可能)

 

3.Threadsのメリット/デメリットと他SNSとの使い分け

Threadsの基本機能をご紹介したところで、その他の主要SNSと比較しながら、Threadsのメリット/デメリットを見ていきましょう。

メリット①:ThreadsはInstagramと連携できる

Threadsのアカウントを作成するには、Instagramからの手続きをする必要があります。

Instagramを用いてThreadsを始めたことを宣伝することも簡単なので、すでにInstagramを活用している場合、既存のフォロワーとのコミュニケーションをThreadsに拡張することができます。新しいSNSに参入する際にハードルになる「初期フォロワー集め」の難易度が低いこともメリットと言えるでしょう。

メリット②:Threadsはビジュアル情報とテキスト情報の使い分けが可能

Threadsでは、Instagramのように写真や動画を活用した投稿が可能である一方で、テキストのみの投稿をすることも可能です。

Instagramでは必ず何かしらの画像・映像(ビジュアル)が必要だったため、文章(テキスト)のみで投稿を作成することができませんでした。そのため、文章はTwitterに投稿するように使い分けていることも多いのではないでしょうか?

Threadsであればテキストだけの投稿も可能なうえ、画像の投稿も1投稿に10枚までと、X(Twitter)よりたくさんのビジュアルを用いることができるため、InstagramとX(Twitter)の両方の使い方をすることが可能です。

 

デメリット①:投稿の下書きができない

投稿を作成する際、下書きができません。(2023年9月6日現在)

InstagramやX(Twitter)の場合は、投稿の下書きを保存して後で作業い直してから投稿することができました。しかし、Threadsは下書き保存ができないため、そのまま投稿までしなければなりません。

もし、Threadsの投稿を下書きしたい場合は、メモアプリなどを使用して、別の場所で考えてから投稿するのがよいでしょう。

デメリット②:投稿のキーワード検索(ハッシュタグ検索)に未対応

ThreadsはX(Twitter)と異なり、キーワードを用いた検索機能が実装されていません。(2023年9月6日現在)

ハッシュタグを用いた検索もできないため、プラットフォーム内でのSEOを高める取り組みの難易度が高く、おすすめへの表示か投稿の拡散によって新規ユーザーへのリーチを目指す必要があります。

しかし、2023年8月4日にメタのマーク・ザッカーバーグCEOがThreads上で、「数週間後には検索とウェブが登場する。」と発言。8月31日には英語版の一部地域でキーワード検索機能のテストを開始。日本でもそのうち実装されるでしょう。

デメリット③:広告の出稿に未対応

Threadsには広告機能が実装されていません。(2023年9月6日現在)

企業にとっては、SNSに広告を出稿することでマーケティングに活用したいところですが、現状は広告施策での活用はできないプラットフォームです。

 

4.企業におけるThreads活用の可能性

ここまで、Threadsの用語や基本機能など、概要をご紹介してきました。ここで気になるのが、「他のSNSとどのように使い分けたらいいのか?」ではないでしょうか。このセクションでは、2023年9月現在の機能から考えるThreadsの立ち位置を考察していきます。

<各主要SNSとの使い分けとThreadsの立ち位置>

Threadsについて、「InstagramとX(Twitter)の中間」と表現される方もいるように、趣味や関心があることに関する情報の収集に活用しながら、Instagramでつながっているユーザー(二次的つながりを含む)とのコミュニケーションを楽しむことが特徴的です。

Threadsが発表されてすぐにインストールしたユーザー間では、「今まで趣味でつながったユーザーは画像でしか見たことがなかったが、その人の考え方やキャラクターを知ることができて楽しい」といった声が多く見られました。

ユーザーの主要SNSの使い方

Threads 趣味に関する鮮度が高い情報に触れながら、コミュニケーションを楽しむ
TikTok 無目的におすすめされるコンテンツとの偶然の出会いを楽しむ。
Instagram 趣味や関心がある情報の収集や、友人とのコミュニケーション手段
X(Twitter) リアルタイムの情報や話題の出来事など、鮮度が高い情報の収集
YouTube 身近な娯楽として習慣的に利用(お気に入りのクリエイターの動画を楽しむ)
Facebook 知人とのコミュニケーションや、ビジネスでの利用

企業が活用する際にも、普段Instagramに投稿しているような「映える」一面ではなく、その準備シーンや担当者の想いなど、“企業の内面”が見えるようなコミュニケーションを取るためのプラットフォームという位置づけで利用するのが良さそうです。既存フォロワーのファン化を深めるとともに、新規ユーザーに興味を持ってもらい、InstagramやLPに遷移してもらうための入り口としての活用を目指しましょう!

 

5.企業の広報活動におけるThreads導入の可能性まとめ

以上、話題のSNS「Threads」について、企業の広報・マーケティング担当者の方に押さえていただきたい基本情報と活用に向けた考察をご紹介してきました。プラットフォームが多様化する中で、Threadsがどこまで定着するかは分かりませんが、Instagramに注力してきた企業は特にチャレンジしてみる価値のあるプラットフォームです。アップデート情報には注意しながら、どのように活用できそうかを検討して取り入れてみてはいかがでしょうか?広告配信に対応していなくても、インフルエンサーの活用などで十分認知を獲得することも可能です。今回ご紹介した内容に限らず、若年層をターゲットとした施策について、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。

 

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